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 高気密住宅に関して寄せられた質問

Q.高気密・高断熱住宅では、冬場には乾燥感があると聞きました。本当にそのようなことはあるのでしょうか、また対策などは取られているのでしょうか。

A.乾燥します。そして1日の湿度変化はほとんど有りません。延べ50坪のハリマハウス展示場室内の湿度が40%を下回ると、10帖~12帖用加湿器で加湿しますが、外気が20%位でも室内は45%位で1.2階が一定します。しかしエアコンで暖房するとすぐ湿度は下がり始めます。結論として、空気暖房をせず、床暖房や蓄熱暖房機を使い、1台の加湿器があれば45%~50%位の湿度で安定します。静電気も起こりにくく、快適な室内空間が保てます。
Q.夏に冷房を使ってもいいのでしょうか。高気密・高断熱住宅は冬を考えて作られているので、夏場は室内に入った熱を外に逃がすことができずに、蒸し風呂のようになり、冷房が必要になるのでは、と思います。それまでの住宅では、冬しかエネルギーを使っていないのに、高気密・高断熱住宅では、年間通してエネルギーを使うようになり、かえってエネルギーの無駄遣いになるのではないかと思います。

A.夏暑いのは建物の断熱気密性能が低い場合と、造り手が高断熱高気密住宅の住まい方を知らないため、適切な夏の住まい方のアドバイスが出来ない場合が考えられます。建物性能は設計時に夏季日射取得係数で確認しましょう。首都圏の次世代省エネ基準値は0.080ですが0.040以下で設計します。それでも真夏の屋根裏部屋の壁面は32℃まで上がります。(もちろんエアコン不使用で窓は締切状態で)造り手の経験不足から住まい方を適切にアドバイス出来ない事も意外と多いようです。外気温と湿度により窓を開けた方が良い場合と、きっちり締切りエアコンを少し入れる方が良い場合があります。又屋外からの輻射熱による熱の進入を防ぎましょう。太陽熱は日差しとして目に見えるため熱が入っていると目で解りますが、輻射熱は目に見えないため気付きません。北側に建物があり遮蔽物が無い場合は北側の窓から建物に輻射熱が進入しています。第一種換気に冷暖房を組合せる空調住宅にしてしまえば、このような面倒はありませんが、できる限り自然エネルギーで快適に住まうためには、自然に合わせた住まい方が必要です。そしてそれがなによりも快適です。
Q.2点目の質問と似ているのですが、冬場のエネルギー消費が減ったとしても、1年を通しての空調が必要になります、さらに気密性能が高いため自然換気を期待することができず、計画的な機械換気が必要になります。これでは、冬場で減った分のエネルギーが夏場のエネルギーや、機械換気用の動力用エネルギーになってしまうのではないかと思います。高気密・高断熱住宅は本当に省エネルギーになるのでしょうか。

A.計画換気を正確に動作させるために気密を高めるのです。そうすれば、必要にして最小の熱ロスで済みます。内外の温度差や風により、大量のエネルギーが失われています。DCブラシレスモーター使用第三種換気では、一ヶ月200円位の電気代でそれを防ぐことができるのです。
Q.高気密・高断熱住宅では計画換気がされていますが、この換気の換気量は何を基準に計画がされているのでしょうか。生活が束縛されるようなことがあるのでしょうか。住宅にはさまざまな部屋があり、部屋の用途も住む人も異なると思います。部屋の用途ごとの換気計画は、用途が限られるのである程度予想がつきます。しかし、住む人となると難しいのではないかと思います。例えば、煙草を吸う人がいるとします。その人は部屋の用途に関わらずどこでも煙草吸うでしょう。煙草が嫌いな人が同じ家に住んでいたら、住みにくいのではないかと思います。計画換気を行うのであれば、室内の空気はきれいなほうがいいと思います。煙草を吸う人がいては、換気量を多くしなければならないので、余計に機械換気用の動力用エネルギーが必要になってしまうのではないかと思います。

A.家の容積対して、2時間で全容積入れ変わるように計画換気を設計します。タバコは排気口の近くで吸うように心がけましょう。
Q.断熱をして、熱損失が減るとコンクリートや地盤などの相対的な蓄熱効果が高まる、と聞いたことがあります。この意味がよく分からないので、教えて頂けたらと思います。

A.熱損失が減ると、壁や床が熱を蓄えているのがよくわかります。ハリマハウスでは、この点をパッシブソーラーハウスとして、利用しています。
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